まだ終わりではありませんけれど、とりあえずこれまでのところについてはお礼を言わせて下さい。本当にありがとうございました。
京都へ訪れたのは、高校の修学旅行以来だから四半世紀以上、30年近くにもなるはず。
当然京都の住宅事情のようなものは、一切知らない、わからない。
だが、東京都内で何度も引っ越した経験や、これまでに訪れたことのある住宅と比べてみても。また、専門家では無いがマンションや公共の集合住宅の建築にある程度関わってきた経験、これまで見てきたものと比較しても。
「アーバン紫園」「ロイヤル室町」共に異常性が際立っているように感じた。(あくまでも、京都の普通を知らない視点ではあるが)
良く言うならば、極限までの効率化、コストカットの産物。だがそれはイコール、信じられないほどの手抜き。何と言っていいのかわからないが、人間性のようなものは、否定し排除しようとするような、そういった考えの表れ、表現された形、そういった印象。
とくにロイヤルの方は、天井裏も床下も、普通ならあって当然の緩衝のための空間が一切無いでしょ?天井の裏側イコール上の階の床。
空恐ろしいほどの、無機質、生命に対する拒絶と否定?
一体誰が何の為に?
私たちの、自己否定がもたらした産物なのか?
これはおそらく、日本と世界の縮図、その表れの一つの形。
ああいった形で、その場の瞬間瞬間の言葉に呼応するかのように
割って入ってくる異音
人為的か霊的か、意識的にかあるいは無意識か、
そんなことは関係ない、どちらであっても結局同じ事
これは、シンクロしているということ
「ロイヤル室町」に居たときに思ったこと、口には出さなかったと思いますが、ここには何か植物が必要なのではと、そう思いました。
空間が生命を否定しようとするなら、それに対する「NO」というサイン、表現
思惑や余計な思念などに流されず、ただそこにありのままであるだけで、生命の肯定である存在。
あまりうまく説明できませんが...
今日、何を買うというわけでもなく、ただグルグルと近所にあるストアの中を歩き回りながら考え事をしていました。
スパイスを置いてある棚の前を通った時、微かな匂いを感じたと同時に頭の中の霧が一枚剥ぎ取られるようにしてクリアになりました。
こういった経験は多くの方が持っていると思います。
今回は乾燥されたスパイスの袋詰めが、自分にとってのサポートの役割を果たしてくれたようです。完全に密閉された袋からわずかに漂っていたその匂いの持ち主は、ローレル、ローリエ(月桂樹)でした。
ローリエ - Wikipedia
日本ではローレル、ロリエ、ベイリーブズ、ゲッケイジュなどの名でも流通しているが、これらは各国語の綴りや発音の違いから来ている。生薬としては月桂葉(げっけいよう)と呼ばれるが、『日本薬局方』には収載されていないので、薬効を謳わない限りは食品である。オリンピック発祥のギリシャでは月桂冠が名誉の象徴となっているのは良く知られている。
ゲッケイジュ - Wikipedia
地中海沿岸原産。雌雄異株。葉に芳香があって古代から用いられた。
ギリシャ神話のアポロンとダフネの物語に由来し、ギリシャやローマ時代から神聖視された樹木の一つ。古代ギリシアでは葉のついた若枝を編んで「月桂冠」とし、勝利と栄光のシンボルとして勝者や優秀な者達、そして大詩人の頭に被せた。特に月桂冠を得た詩人は桂冠詩人と呼ばれる。
- 古代ギリシャでは、太陽神アポロンの木とされていた。
- 月に見える「もちつきをしているウサギ」は、中国では「大きな桂(けい:銀木犀(ぎんもくせい))の樹を切る男の姿」に見える。そこから、この木が日本に渡来した際に、「月」の「桂」の樹から「月・桂・樹」の名がつけられた。
Laurus nobilis (画像)
【月桂樹の花】園芸相談掲示板
ゆうか 【近畿】 2011/05/11(水) 01:59:11
去年から月桂樹が花を付ける様になりました。
30年間咲かなかったのに何故なんでしょう。
引っ越して来た時には植えられていて
3mは越えていましたが、当時も咲いていませんでした。
たちつ 【近畿】 2011/05/11(水) 10:06:20
・
何らかの刺激で、開花(花芽形成)が覚醒したとしか、言いようが無い。
花樹は、特別な異変が無い場合には、一度開花すれば、毎年開花する性
質があります。
人間の不妊症の人でも、突然妊娠するようなもの。
尤も、人間の場合には、不妊症改善処方もある程度確立していますが、
市場性の高い植物とか、実験に適している植物毒植物で事故の多いもの
か影響の大きいもの以外は、なにも判っていません。極端に言えば、重
要食料農産物以外には、ほとんど体系的に判らない。動物でも、家畜以
外には、判っていない。河川海の生物なら、ほとんど判っていない。
と言うことで、月桂樹は、人気有るものの、マニアックな存在で、しか
も、香辛料や加工品として、利用されるだけで、外国で調達したほうが
極端に安い。事故も無い。従って、改めて研究する価値も無いというこ
とです。
このように思います。
・
「何らかの刺激で覚醒した」「一度開花すれば、毎年開花する」この部分がちょっと気になりました
今の時期、まだギリギリで花が残っているのを見られるかもしれない位のタイミングのようです。
人によりけりで、全く違うのかもしれませんし。はじめから全くズレた事を言っているのかもしれません。けれど、もし何かの参考になるなら幸いです。
余談
見る環境によると思いますが、文字(フォント)のバランスが変で上下に多少波打つような表示になったりします。以前何かで読んだ覚えがあるのですが、Google による軽量化か何かの関係で中国語などと無理やりフォントを共有化しているというような話でした。(一部の漢字が、日本語としてはおかしな物になったりもします)
追記
フォント変更しました、前よりは見やすいものになっていると思う。
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